カーエアコンは車内空間を快適にする必須アイテム
カーエアコンの故障は、走行自体に影響する事はありません。
しかし、ドライバーにとっては、大問題です。
真夏にクーラーが効かない、真冬にヒーターが効かない、どちらも不愉快で運転どころではありません。カーエアコンには、雨の日、冬の寒い日など温度変化や湿度の変化によるガラスのくもりを止めるデフロスターという除湿機能もあります。
カーエアコンは車内を快適にする為の必須アイテムです。
定期的に点検を行いカーエアコンのトラブルを回避しましょう。
カーエアコンの冷房システム
コンプレッサー
クーラーガスを圧縮します。
圧縮されたクーラーガスは半液体状態で高温(50〜80℃)となり、コンデンサーにおくられます。
コンデンサー
ラジエーターのような計上で、主に車両の前方に取り付けられており、走行中に受ける風、殿堂ファンの風などにより、コンデンサー内部を通過する高温高圧のクーラーガスを冷却し、液化をすすめます。
リキッドタンク
液化したクーラーガスは、リキッドタンクにて不純物や余分な水分を除去され、エキスパンションバルブへおくられます。
エキスパンションバルブ
エキスパンションバルブでは、高圧で液化されたクーラーガスを小さな穴から一気に噴出します。
その際、クーラーガスが低温低圧となり、気化され、室内にあるエバポレーターへおくられます。
エバポレーター
冷えたエバポレーターで空気中の水分が結露することで車内が除湿され、水は車外へと放出されます。
また、ファンで送風された空気がエバポレーターをつることで、冷房となります。
カーエアコンの暖房システム
エンジンの廃熱でラジエター内の冷却水が、80℃程度に暖まると、ウォーターポンプによってラジエーターとヒーターコアに供給されます。
ラジエーターに送られた冷却水は、走行風によって冷やされ、ヒーターコアに送られた冷却水は、ヒーターコアを通過する空気を暖め、車内に送られています。
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