冷房システムの故障事例と原因
風が出ない。微風か、強風しか出ない。
ヒューズ切れ、配線の接触不良、ブロアーモータの故障、レジスターやスイッチの故障、 エアコンフィルターの目詰まりなど
風は出るが全く冷えない
ガス漏れ、コンプレッサー電磁クラッチの不良、コンプレッサー本体の不良、配線、ヒューズなどの接触不良、センサー、CPUの故障など
最初に冷風が出てすぐ冷えなくなる
エキスパンションバルブの故障(固着・詰まり)、配管の詰まり、リキッドタンクの詰まり、サーミスターの不良、ガス量が少ない、エアコンフィルターの目詰まりなど
時間と共に効きが悪くなる
クーリングファンの回転不良、コンデンサーファンスイッチの不良(圧力センサー式の場合)、コンデンサー自体の冷却能力低下、ガス量が少ない、コンプレッサーの発熱、エアコンフィルターの目詰まりなど
ガスは規定量だが、冷えが弱い
コンプレッサー内部バルブなどの故障、エキスパンションバルブの開きすぎ、電磁クラッチの滑り、エアコンフィルターの目詰まり、CPU制御の不良(比較的新しいモデル)など
しばらくすると冷える
電磁クラッチの滑り・故障、コンプレッサーの異常発熱、ガス量が少ない、アイドルアップ用スイッチ(電磁バルブ)の故障、クラッチリレーの故障など
エアコンの効きが不安定(電気系の故障でオートエアコンなどで起きる場合が多い)
外気温センサーの不良、配線の断線、サーミスタの不良、車内温度センサ−不良、エアコン(コントロール)リレーの不良、エアコンCPUの故障、エアコンフィルターの目詰まり、コンプレッサー内部での目詰まりによる回転センサーが作動しているなど
最初は冷えるが、すぐ冷えなくなり、しばらく時間を置くとまた冷える
ガスの入れ過ぎ、高圧側が詰まり気味、エアコンフィルターの目詰まりなど
アイドリング時にエアコンが効かない、または極端に弱い
エアコンのアイドルアップ装置の故障、エンジン回転数が低すぎる、コンプレッサーオイルの入れすぎ、ガス量不足、コンデンサー、ファン、リレーなどの故障、または破損。エアコンフィルターの目詰まりなど
ガスチャージ出来ない(コンプレッサーの低圧側が高いとガスが入らない)
コンプレッサーの圧縮不良、電磁クラッチの滑り・故障、低圧側の配管の詰まり、ガス量が多すぎ、エンジンルーム内やコンプレッサーの発熱で低圧が上がり過ぎなど
ガスチャージ出来るのにほとんど冷えない
コンプレッサーの低圧側が極端に低い、エキスパンションバルブの不良、エバポレーターの不良、リキッドタンクの不良など
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