電動式 パワーステアリング
油圧式パワーステアリングはエンジンを動力とする為、燃費を重視させるには不向きです。
燃費の向上を図る為 、急速に普及が進んでいるのが、モーターで駆動する電動式パワーステアリングです。
電動式) パワーステアリングの不具合事例と原因
異音「ウオーン」「ウィーン」など
減速機の異常、モーターの異常など
振動「ガクガク」「カクカク」など
ジョイント部分のガタ、ブッシュの経年劣化、ボルト・ナットの緩みなど
ハンドルの戻りが悪い
アライメントの狂い・サスペンション関係の不具合など
パワステが重い
パワステコントローラ(ECU)、センサー、モーター、減速機の故障など
※電動式パワーステアリングは、停止した状態でハンドル操作を繰り返すと高負荷でモーター内部の温度が上昇し 、一時的にハンドルが重くなってしまうことがありますが、故障ではありません。
モーターの温度が下がると、 正常に戻りますので、電動式パワステの特徴として理解して頂ければと思います。
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